サッカー
今回は僕が送ってきたサッカー人生についてです。
幼稚園年少からサッカーを始めて大学まで続けていました。サッカーが存在しなければ、今の自分はいないと断言できます。
そんな僕のサッカー人生をまとめてみました。(笑)
[幼稚園年中~小学校6年]
僕は幼稚園年中(5歳)でサッカーを始めました。きっかけはお兄ちゃんの友達から地元のサッカークラブに誘われたこと。兄はサッカーを楽しんでいましたが、僕は毎日が苦行でした。練習の日になると「おなかが痛い」「頭痛い」など仮病ばかり...
親への訴えは、すぐに嘘と見透かされ、親は無理やり僕を連れて行きました。笑
サッカーをすることより、よくわからない人と会うのが怖かったからだと思います。当時の僕は超絶引っ込み思案で人見知りの性格を極めていました。親しくない人に何をされるかわからない、という恐怖心があったのだと思いますね。
サッカーをすることより、よくわからない人と会うのが怖かったからだと思います。当時の僕は超絶引っ込み思案で人見知りの性格を極めていました。親しくない人に何をされるかわからない、という恐怖心があったのだと思いますね。
そんな毎日を送っていくうちに小3くらいで馴染んでいきました。
毎日泣いていた僕を無理やり連れて行ってくれた親には感謝してもしきれません笑
チームは個の技術を大切にしていました。チームプレーというより「個」を磨く。練習では毎日フットワーク、コーンドリブル、リフティング、のような個人練習から始まり、連携を意識した練習がありません。監督はチームの勝利というより、将来のための個の技術の向上に力をかけていました。ここでサッカーの基盤となる、トラップ・パス・ドリブル(今でも下手ですが...)の技術を身に付けました。
チームには個の技術を持った選手が非常に多かったです。そのような選手の活躍もあり千葉県大会で優勝・関東大会で準優勝しました。僕は天狗になり、自分自身が上手い選手だという錯覚に陥るのです。
天狗ysoumaのまま、中学に進学していきました。
[中学]
中学では学校の部活に所属せず、クラブチームでサッカーをしていました。小6の2月頃にセレクションがあり、無事合格。
晴れて地元のクラブチームに入団しました。
監督はアルゼンチンでサッカー経験のある方でした。監督のサッカーに関する知識は当時の僕たちを魅了しました。しかし、人間性が欠落していたのです。見た目が怖く暴力団のような目つきをして選手を威嚇していました。チーム内で集めたバス代を横領したり、選手への物理的・精神的暴力が日常茶飯事.....監督が原因でやめていくチームメイトを何人見たことか。
クラブチームでの攻撃スタイルは「ポゼッションサッカー」。当時のスペイン代表のサッカーを意識していたのかな?(全くできていなかたけど笑)
小学校からポゼッションサッカーをしたことがない僕にとっては苦しいものがありました。
チーム自体、僕を含め、うまい選手は一人もいません。なかなか勝てない日々が続きます、、、
「小学校の頃は周りが上手かったから勝てた。自分は何もしていない。」
このことに気づいた僕は、その瞬間からどうやったらチームが勝てるか考え、自分の強みを伸ばそうと決意します。
中一から毎日サッカーノートを書きました。
練習の内容、練習から何を得たか、何を考えたか、次どうするか。サッカーにおける5W1Hを意識するようになります。このタイミング、角度で受けたらどうなるか。どうやったら相手のスピードを殺せるか。相手のどこで受けたら崩せるのか。ファーストタッチの質、受ける前に相手の位置の確認をすること、パスの質、守備における相手のはめ方、状況に応じた臨機応変な対応、どこで奪うのか、、、などなど
サッカーノートの表紙(中二病入っています。) |
当時のサッカーノート |
考えてサッカーをするという習慣がここでつきました。中学時代に書いたサッカーノート10冊(表紙は全て中二病)は一生の宝物です。ここで得た力は一朝一夕で身につくものではありません。
僕は中2から副キャプテンを務めました。監督と選手から指名を受け、半強制的にキャプテンの仕事を強いられることに。みんなが選出してくれたことは嬉しかったですがそれ以上に重圧を感じていました。中3からの監督は別の仕事であまり練習に来れず、自分達で練習メニューを考えなければなりません。キャプテンはキーパーであり別メニューでしたので、僕が日々のメニューを考えます。大変でしたがみんなが練習の意図を理解し、本気で練習に励んでいたので毎日が楽しかったです。中学時代であった嫌なことも、ここでは忘れられました。
最終的に夏の予選は通過し、本選に出場。3年の10月まで現役としてサッカーしていました。目標としていた高円宮杯ベスト32を達成。高円宮杯はJリーグの下部組織から中体連、他クラブチームが参加する中学サッカー界で大きな大会です。
10月まで残れたことはチームにとって快挙であり、まさか僕らの代が残れるとは誰もが思いませんでした。「お前たちは弱い、雑魚、やめてしまえ、過去最悪の代」など先輩や監督から言われましたが、最終的に勝ったのは僕たちです。
大した結果ではありませんが、負け続けていた弱小クラブが最後の最後で結果を残せたことが嬉しかったです。
この三年間共に苦難を乗り越えたチームメイト15人は、僕にとって一生の友達、財産になりました。
スポルトのメンバーともまた会いたいねー
[高校]
高校受験が終わり、晴れてサッカー部に入部しました。
高校はサッカー中心で選びました。いろいろな高校の練習に参加して、選手・監督を精査しました。学力面から塾長・親・友達から大反対されましたが、反対を押し切って母校に入学します。
サッカー部は当時千葉県高校サッカーリーグ二部で、僕の実力に合っていると思っていました。監督が千葉県選抜の監督を務めていた経験があり、僕の中で魅力的でしたね。部員数は高3の時で100人くらい。(人数だけは強豪校)
僕は1年生の頃からスタメンを取る気でいましたが、全く通用しませんでした。入学時158cmだった僕はパワー・スピードの面で全く通用せず、メンバーに入ることすらできませんでした。
高1ながら試合に出れないことが悔しかった。
そこから本気で努力するようになりました。毎朝6:15に学校へ行き、ダッシュ・筋トレ→自主練の日々... 自分がみるみる成長しているのが実感できました。(身長も20cm伸びた笑)
高2からスタメンに定着しました。一個上の先輩は個で打開できる選手が多くて自分的に非常にやりやすかったです。(自分は周りを活かすタイプだったので)
スタメンになった時は「なんでysoumaが試合に出ているんだ」と先輩方から言われていましたが、プレーで証明しました。先輩方が僕のプレーを認めてくれる感じも実感できて楽しかったなー。
先輩が引退し、最高学年になりました。チームの幹部として100人いる部員をまとめたり、仕切ったりするのは本当に大変で正直嫌になりました。
部員モチベーションが低い時に何もできない自分が不甲斐ないなと感じていく日々...僕はキャプテンには向いていないと実感したかも(笑)
気づけば入学時の情熱が消えていて、それを見て見ぬふりをする自分がいましたね。
気づけば入学時の情熱が消えていて、それを見て見ぬふりをする自分がいましたね。
不完全燃焼のまま引退を迎え、負けたときは死ぬほど悔しかった。
引退試合ではみんなが「解放されたー」と祝勝ムードの中、悔しすぎて一日ご飯も食べれなかった。魂が抜けた感じがありその日は一日中無気力...
何もできないまま引退をしたということに後悔が残り、大学でもサッカーを続けようときめました。
サッカー部の友達とは月1でフットサルをしています。みんなが家庭を持ってからも月一で活動出来ればいいなー。
マネージャー含め今度また集まりましょーね~
最終的に僕のことをよく見てくれた良い監督でした。戦術や練習メニューなどの不満はありましたが、監督のおかげで成長できたと思っています。
[大学]
大学に入学し、すぐさまサッカー部に入部しました。学業もあるので週3~4の練習でしたが、その中で皆真剣に取り組んでいました。
まずは環境面について
・人口芝1コート
・新品のボール
・部室シャワー完備
小中高と劣悪な環境でしたので、僕にとっては素晴らしい環境でありました。
部員には関東近辺の強豪校出身が多くいて、彼らのサッカー愛には刺激を受ける毎日でした。彼らは毎日残って練習し、なによりサッカーへの情熱であふれています。
技術面で言えば、うまい選手ほど「止めて蹴る」の精度が抜群に高い。一つ一つのパスもリズムを意識している。ダイレクトでパスを出すところ、少しためたほうがいいところ等、僕自身もリズムを意識してサッカーをするようになったかな。
特に刺激を受けたのは、一個上の代のMさんのプレー。
Mさんのパス・シュート・ドリブルのスキルはチームでも群を抜いていた。一瞬のスピードで相手を置き去りにし、わけのわからないところにパスを通してくる。そんでもってシュートもしっかり決めてくる。練習には全く来ないで試合で点を決める天才タイプ。もしかするとマンガの主人公に憧れていたのかもしれません。
チーム目標の一部昇格は達成できませんでしたが、サッカー人生を楽しく終われたので後悔はないです。みんなからサッカーを真剣に楽しむということを教えてもらいました。
部員には、プレーだけではなく、プライベートでもたくさん助けられました。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉が最も合う友達だと感じています。普段は馬鹿みたいなことをしていますが、いざという時に頼りになる存在です。そんな友達を一生大切にしたいと思います。また大学でサッカーしましょう!
コメント
コメントを投稿